- 表題
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- 金槐和歌集
金槐和歌集 - 源実朝
物思はぬ野辺の草木の葉にだにも
秋の夕べは露ぞ置きける
物思いなどしない野辺の草木の葉にさえ、秋の夕べには露が置いていることだ。まして物思う私の袖には涙の露が置くのは当然である。
金槐和歌集 - 源実朝
夜を寒み鴨の羽交ひに置く霜の
たとひ消ぬとも色に出でめや
夜が寒いので鴨の羽の交わる所に置く霜のように、たとえ消えてしまおうとも、思いを顔色に出したりしようか、いや出しはしない。