- 表題
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- 金葉和歌集
金葉和歌集 - 花園左大臣家小大進
かくばかり恋の病は重けれど
目にかけさけて逢はぬ君かな
これほど恋の病は重いけれども、秤の目にかけて量りでもしたように私を避けて、逢ってくれないあなたであることよ。
我が恋は賤のしけ糸筋弱み
絶え間は多くくるは少なし
私の恋は、身分の低い者が紡ぐ粗末な糸の筋が弱いように、絶え間ばかりが多く、糸を繰るのが少ないように、あの人が来ることは少ない。
金葉和歌集 - 行尊
もろともにあはれと思へ山桜
花よりほかに知る人もなし
私がおまえを懐かしく思うように、おまえも私をいとしいと思ってくれ、山桜よ。花であるおまえのほかに、私の心を知る人もいないのだから。