- 表題
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- 金葉和歌集
金葉和歌集 - 藤原顕輔
家の風吹かぬものゆゑ恥づかしの
森の言の葉散らし果てつる
家の風が吹いているわけでもないのに、はずかしの森の木の葉を散らすように、恥ずかしい言の葉をすっかり散らしてしまったことだ。
梓弓さこそは反りの高からめ
はるほどもなくかへるべしやは
梓弓の反りが高いように、さぞ気位が高いのであろう。だからといって、弓を張るまもなく反り返るように、春になったばかりで帰ってしまってよいものか。