- 表題
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- 和泉式部日記
和泉式部日記 - 敦道親王
うたかはゝ又うちみしと思えとも
心に心かなはさりけり
あなたを疑うようなことがあっても、もう恨むまいと思うけれど、心というものは、自分の心の思うようにはならないものだったのだ。
和泉式部日記 - 敦道親王
かれはてゝ我よりほかにとふ人も
嵐の風をいかゝきくらん
荻もすっかり枯れはて、人も離れ去って、私のほかに訪れる人もいないだろう。その家で、この嵐の風の音をどのように聞いていることだろうか。
和泉式部日記 - 敦道親王
夕暮は誰もさのみそおもほゆる
まちわふ君そ人にまされる
夕暮れは、誰でもそのように物悲しく思われるものだ。けれども、私を待ちわびているあなたの悲しさは、人にまさっているのだろう。