- 表題
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- 詞花和歌集
風吹けばならの裏葉のそよそよと
言ひ合はせつついづち散るらむ
風が吹くと、楢の葉の裏葉がそよそよと音を立て、「そうよ、そうよ」と言い合わせながら、いったいどこへ散ってゆくのだろう。
詞花和歌集 - 藤原道雅
もろともに山めぐりする時雨かな
ふるにかひなき身とは知らずや
私と一緒に山を巡るように降る時雨であることよ。降っても甲斐のない、生きていても甲斐のないこの身だとは知らないのか。