- 表題
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- 山家集
山家集 - 西行
神垣のあたりに咲くもたよりあれや
木綿かけたりと見ゆる卯の花
神社の垣根のあたりに咲いているのも、それにふさわしいゆかりがあるからだろうか。神に捧げる木綿を掛けたように見える卯の花であることよ。
山家集 - 西行
ほととぎす聞かぬものゆゑ迷はまし
春を尋ねぬ山路なりせば
ほととぎすの声も聞けないうえに、道にまで迷っていたことだろう。もしここが、春に花を尋ねて通ったことのない山路であったならば。