- 表題
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- 詞花和歌集
詞花和歌集 - 和泉式部
菖蒲草かりにも来らむものゆゑに
閨のつまとや人の見るらむ
菖蒲草を刈りに来るように、かりそめに立ち寄るだけのものなのに、軒端に菖蒲を葺く寝屋の端と同じく、人はわたしをあの人の妻と見ているのだろうか。
詞花和歌集 - 待賢門院堀河
あだ人はしぐるる夜半の月なれや
すむとてえこそ頼むまじけれ
移り気な人は、時雨の降る夜の月なのだろうか。月が澄むといっても頼みにならないように、通って住むといっても、とても頼みにはできない。
詞花和歌集 - 清少納言
よしさらばつらさは我にならひけり
頼めて来ぬは誰か教へし
よろしい、それならば、つれなさはわたしから習ったということにしよう。では、期待させておいて来ないことは、誰が教えたのか。