- 表題
- -
- 古今和歌集
古今和歌集 - 菅原道真
このたびは幣もとりあへず手向山
紅葉の錦神のまにまに
今度の旅は急なことで、幣も用意することができなかった。手向山の紅葉の錦を幣として捧げるので、神の御心のままにお受けください。
古今和歌集 - 素性
手向けには綴りの袖も切るべきに
紅葉に飽ける神や返さむ
手向けの捧げ物としては、この粗末な僧衣の袖も切って捧げるべきところだが、紅葉の錦に満ち足りている神は、それを返してしまうだろうか。