- 表題
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- 山家集
山家集 - 西行
心なき身にもあはれは知られけり
鴫立つ沢の秋の夕暮
ものの情趣を解する心などないはずの、世を捨てたこの身にも、しみじみとしたあわれはおのずと感じられることだ。鴫が飛び立つ沢の秋の夕暮れよ。
山家集 - 西行
限りあればいかがは色のまさるべき
飽かず時雨るる小倉山かな
紅葉の色には限りがあるのだから、どうしてこれ以上色が深まることがあろうか。それなのに、飽きもせず時雨が降り続ける小倉山であることよ。